米ミシシッピ工場の稼働率は当面7割程度にとどまる=ゴーン・日産自CEO

2008年 05月 14日 07:49 JST
 

 [東京 13日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)のカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)は13日、ロイターとのインタビューに応じ、米国に2つある完成車工場のうち、大型車を手掛けるミシシッピ州工場の稼働率が、当面は7割程度にとどまるとの見通しを明らかにした。2010年からは新たに小型商用車を同工場で生産するため、中長期的には稼働率が上昇する見込みだという。

 ゴーンCEOは、米国で大型車の販売が低迷し、工場の稼働率が低下していることについて「短期的には特に対応策は考えていない。当社だけが例外なのではなく、大型のSUV(スポーツ多目的車)などを手掛ける自動車メーカーは、工場がフル稼働にならないことを覚悟しなければならない」と述べた。その上で「(ミシシッピ)工場の稼働率は70─75%程度になることを想定しているが、20%や30%に落ち込むわけではない」と語った。

 米国は景気減速の影響を受け、自動車市場が縮小傾向にある。とりわけ燃費効率の悪い大型車は販売が落ち込み、日産もミシシッピ州の工場で4月から減産を実施している。通常は週5日の操業だが、現在は週4日の稼動にとどまっている。

 ゴーンCEOは「解決策がないなら稼働率が低いのは問題だが、当社は2010年には小型商用車を投入する。それ以外にも引き合いが強い製品がある」と述べた。

 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ