日経平均が小幅反落、1万4000円手前で上値重く
[東京 14日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は小幅反落。材料に乏しいなか節目となる1万4000円手前で上値が重く、軟調もみあいとなった。銀行や証券、保険などの金融株がさえないことも下押し圧力となり、円安の好材料を相殺した形だ。
午前の東証1部の売買代金は1兆1946億円で「薄商いのなかで、方向感が出ない」(国内投資顧問)展開となった。
業種別では情報・通信や鉄鋼、海運が上昇した。半面、金融株が下落したほか、自動車や小売もさえない。
前場の東証1部騰落は、値上がり1091銘柄に対して値下がり492銘柄、変わらずが126銘柄だった。
バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長は13日、金融市場は依然として問題を抱えているとの認識を示した。この発言などを受けて金融株が売られ「円安の好材料を打ち消す形になっている。買い越し基調だった海外勢のマインドも冷やしたようだ」(東海東京証券エクイティ部長の倉持宏朗氏)という。
ただ、薄商いが続くなか、後場の先物での仕掛けには警戒感が出ている。市場では「ここ数日、特定業者の手口による後場の先物買いが目立っている。薄商いのなかだけにきょうも注目されている」(国内証券投資情報部)との声が出ている。
個別銘柄では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)や三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株が軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)は、含み損拡大との一部報道が嫌気された。円安ながら、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの自動車株も売られた。
ハイテク株ではソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)が売られた半面、キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)がしっかり。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)や住友金属鉱山(5713.T: 株価, ニュース, レポート)は買われた。新日本石油(5001.T: 株価, ニュース, レポート)は下落。 続く...












