豪経済、今後2年間に著しく減速する見込み=中銀総裁

2008年 05月 16日 08:14 JST
 

 [シドニー 15日 ロイター] オーストラリア準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁は15日、大学の夕食会で豪経済について講演し、長期的には交易条件が支援要因となるものの、今後2年間に成長ペースが大幅に減速する可能性が高いとの見解を示した。

 総裁はまたオーストラリアの財政状況について、必要であればショックに対応できる他人が見てうらやましい状況だと述べた。

 総裁は現在の豪経済と、状況が非常に悪かった1970年代とを比較し、この10年間の経済成長は際立って安定していたが、それも長くは続かない見込みだと指摘。「現在の10年間はこれまでのところ平均成長率が3.4%となっているが、今後2年間の成長率は恐らくその水準を著しく下回るだろう」と述べた。

 豪中銀は最近、1年足らずで4回実施した利上げや生活費上昇などの影響を勘案して国内総生産(GDP)伸び率見通しを引き下げた。現在は、2008年末までに07年末時点の3.9%から2.25%に減速すると予想している。

 
 

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