3月のユーロ圏貿易収支は予想外の赤字、ユーロ高などで輸入増加
[ブリュッセル 16日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が16日発表した3月のユーロ圏の貿易収支は予想外の赤字となった。輸出が減少する一方で、ユーロ高と原油価格の上昇により輸入が増加したことが背景。
3月の貿易赤字は23億ユーロ(35億6000万ドル)となった。前月は8億ユーロの黒字、前年同月は75億ユーロの黒字だった。
ローターがまとめたエコノミスト予想は5億ユーロの黒字となっていた。
バンク・オブ・アメリカの欧州経済部門代表ホルガー・シュミーディング氏は「為替がついに影響を及ぼし始めた。この先ユーロ圏の成長を幾分圧迫するだろう」と指摘。「純輸出が第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)を0.2%ポイント押し下げるとみている。きょうの指標は、第1・四半期のGDPも0.1%ポイント程度押し下げられる可能性があることを示している」と述べた。
ユーロスタットによると、季節調整前ベースでは輸出が前年同月比1%減少し、輸入は7%増加した。
季節調整後では貿易収支は24億ユーロの赤字。輸出が前月比2.9%減少する一方で輸入は横ばいだった。前月は16億ユーロの黒字。
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