UBS、S&P500種採用企業の08年利益予想を下方修正

2008年 05月 21日 14:11 JST
 

 [20日 ロイター] スイスの銀行大手UBSは、S&P総合500種指数採用企業の2008年1株利益予想を96ドルから92ドルに引き下げた。第1・四半期の評価損計上が予想を上回ったことを理由に挙げた。

 UBSのアナリスト、デービッド・ビアンコ氏は19日付のノートで、「評価損計上の動きは過ぎ去ったとみている。ただし、貸倒引当金を積み増す動きは今後1年間継続すると予想される」と述べた。

 ビアンコ氏は金融セクターの利益予想を1700億ドルから1300億ドルに引き下げた。住宅価格の下落と失業の増加による信用コストが響くという。

 同氏は「住宅価格の下落や差し押さえ件数の増加、返済延滞の広がりなどを考慮に入れれば、S&P総合500種指数採用企業が支払う信用コストは2008年にピークを迎え、07年を200億ドル上回るとみられる」と述べた。

 ビアンコ氏はエネルギー・セクターの利益を1370億ドルから1670億ドルに引き上げた。一方、裁量消費セクターについては669億ドルから597億ドルに下方修正した。

 
 

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