為替相場の変動、世界経済のリスク要因=仏中銀総裁

2008年 05月 22日 10:45 JST
 

 [パリ 21日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるフランス銀行(中央銀行)のノワイエ総裁は、外国為替の変動が非常に急速で大きいため、世界経済のリスク要因になっていると警告した。

 22日付の仏紙ウェストに掲載されるインタビューの内容が21日公表された。

 その中で同総裁は「一般的に言って、われわれは現在、スピードとサイズが極めて異常で世界経済にとって極めて危険な為替相場の動きを目にしている」と述べた。

 また、最大の変化はユーロの上昇というよりむしろドルの下落だと指摘。「さらに言えば、その他のすべての変動相場通貨に対するユーロの動きに異常は見られない」と述べた。

 ドルについては、米国の経済状況を反映した動きだが、一部新興国がドルペッグ制を採用しているため影響が増幅されていると指摘した。

 世界的な金融危機についての質問には慎重姿勢を崩さず、「危機が終わったとは言わない。引き続きリスクは高く、金融市場では緊張が持続している。ただ心強い兆候があるのも確かだ」と答えた。

 
 
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