英国は「大幅な景気減速」に向かっている=中銀金融政策委

2008年 05月 24日 09:23 JST
 

 [ロンドン 23日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のセンタンス委員は、英国は「大幅な景気減速」に向かっているようだが、景気後退は回避する可能性が高いとの見方を示した。

 今週、ワーウィック大学の学生ラジオ局とのインタビューに応じた同委員は、信用収縮が実体経済に及ぼす影響の把握は困難だと指摘。「われわれは外部経済からの衝撃に弱く、(景気後退の可能性を)完全に排除することはできない。われわれは金融市場からの圧力などに対処しているが、現時点ではその調整や把握は非常に困難だ」と述べた。

 「景気後退入りする見通しではないというのが最善の評価だが、かなり大幅な成長の減速は予想しており、一部セクターでは他に比べて深刻な影響がでるだろう」と語った。

 中銀のインフレ対策が信頼を得ることが重要だとし、「大切なのはインフレが目標水準に戻るとの信頼があることだ」と述べた。

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

ドルが14年ぶりに86円台へと下落したが、これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。  ブログ