ドイツ社会民主党が大統領選の独自候補擁立、大連立に亀裂も
[ベルリン 26日 ロイター] ドイツ社会民主党(SPD)は26日、大統領選挙の独自候補を擁立した。独自候補の擁立をめぐっては、一部保守派から大連立の崩壊をもたらすとの指摘がでていたが、そうした警告を押し切った。
複数のSPD筋がロイターに明らかにしたところによると、党幹部会は全会一致でゲジーネ・シュバン氏を候補に擁立することを決めた。シュバン氏は2004年の大統領選挙で、ケーラー現大統領(元国際通貨基金・IMF専務理事)に僅差で敗れている。
ケーラー大統領は、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)、およびキリスト教社会同盟(CSU)の支持を得ている。CSU内では、SPDの独自候補擁立を大連立解消につながる敵対的行動とみなす幹部もいる。
大統領は2009年5月に特別連邦議会で選出される。SPDがケーラー氏を支持せず、独自候補の指名を決めたことは、現在3位の左派政党との連立結成に向けた第一歩となり得るとの見方がされている。
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