日米財務相会談、人民元増価などの話出たがコメント控える=財務相

2008年 06月 13日 18:47 JST
 

 [大阪 13日 ロイター] 額賀福志郎財務相は13日、主要国8カ国(G8)財務相会合を前にポールソン米財務長官と会談し、為替について人民元増価などの話が出たとしながらも、コメントは控えるとした。

 また、市場安定・経済発展について緊密に連携することで一致したことを明らかにした。会談後、記者団に語った。

額賀財務相によると、会談では、世界経済や気候変動、金融市場などの問題について意見交換が行われた。

 米国からドル安是正発言が相次いでいる為替の問題については「人民元の増価について話が出たが、コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。その上で、14日のG8本会合における為替議論に関して「どういう話が出るかはわからない」と指摘。日米財務相会談では、本会合で為替問題を取り上げるなどの話は出なかったという。

 また、会談で額賀財務相は「米国の金融市場も今は落ち着きを取り戻しているが、油断ができない状況。原油高や食料高、インフレ懸念もあり、しっかりと今後の経済の状況を見守っていかなければならない」とし、「お互いに緊密に連携をとりながら、市場の安定や経済の発展のために努力しよう」と呼びかけた。

 これに対して米財務長官は「同じ思いだ。あすのG8でしっかりと議論しよう」と応じたという。

 記者団からの「インフレ懸念について日米間で懸念が共有されたのか」との問いに対しては「そういうことではない。世界経済全体について緊密に連携しようということであり、具体的な議論はあすしっかりやる」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース 伊藤 純夫)

 
 
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