インドのインフレ率が加速、インド中銀の追加引き締め観測高まる

2008年 06月 13日 18:30 JST
 

 [ニューデリー 13日 ロイター] インド政府が13日発表した5月31日時点の同国の卸売物価指数(WPI)上昇率は、過去7年余りで最も高い水準に加速した。これを受けて、インド準備銀行(中央銀行)が、インフレ圧力の沈静化に向け、今週の予想外のレポレート引き上げに続き、追加引き締めを実施する可能性があるとの見方が高まった。

 WPI上昇率は前年比8.75%となり、前週の8.24%から加速した。

 ロイターがまとめたアナリスト予想の8.28%を上回り、2001年2月10日時点の8.77%以来の高水準となった。

 前年の同じ時期の上昇率は5.09%。

 政府はまた、4月5日時点の上昇率を当初発表の7.14%から7.71%に上方修正した。

 ICICIセキュリティーズ(ムンバイ)のエコノミストは「燃料価格の上昇がまだ織り込まれていないことを踏まえると、今回の数値はサプライズだ。WPI上昇率は来週10%を超え、6月と7月は9.5%前後を維持するとみている」と語った。

 その上で「このようなインフレ動向を考慮し、われわれは、7月の追加引き締めの可能性を排除しない」と加えた。

 ベンチマークの10年債利回りは、データ発表直前からほぼ変わらずの8.37%。ただ、数分前には8.39%に上昇した。インフレが加速するとの観測から前日もこの水準に達していた。  続く...

 
 

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