インタビュー:30年投信を年内設定へ=シブサワ&カンパニー・渋澤氏

2008年 06月 18日 18:44 JST
 

 岩崎 成子記者

 [東京 18日 ロイター] シブサワ・アンド・カンパニーの渋澤健・代表取締役は、16日、ロイターとのインタビューで、独立系投信会社の立ち上げを準備中であることを明らかにした。準備が整いさえすれば、年内にも同社の旗艦ファンドとなる経営者と投資家の対話を目指した直販の「30年投信」を立ち上げたい考えだ。

 同社は、ヘッジファンドやベンチャーキャピタルファンドなどのオルタナティブ投資を専門とする独立系の投資コンサルタントで、澁澤氏は澁澤栄一氏の5代目子孫。

 インタビューの詳細は以下のとおり。

 ──渋澤氏はオルタナティブ投資のイメージが強い。個人向け長期投資の投信に参入することにしたきっかけは。

 「きっかけは幾つかあるが、ひとつは6年ほど前にさわかみ投信の澤上篤人氏にであったことが大きい。当時はセミナーの壇上でパネリストとしてお会いした。正直なところ(お会いする前は)話が合うだろうかと心配していたが心配は杞憂に終わった。話しはとても盛り上がり、澤上氏はめちゃくちゃ面白い人だった」

 「澤上氏の話は目からうろこだった。今までの自分の投信のイメージが覆されたといっていい。澤上氏は自分が直接、とことん個人投資家と語り合って、自分の考えに賛同できる人は来てもらっていいが、そうでない人は来てもらわなくてもいい、というスタンスだ。ヘッジファンドではよくある話だが、投信のファンドマネージャーがこんなことを言っていいのかと最初は思った。でも実は、投信にも個性があっていいわけで、投信でもオルタナティブができるということがわかった。それから試行錯誤が始まった」

 「また、自分と同じ考え方を共有できる人達との出会いもある。準備中の投信会社では、以前、外資系投資顧問会社キャピタル・グループでファンドマネージャー兼日本法人社長だった吉野永之介氏をファンドマネージャーとして迎えいれる予定だ」  続く...

 
 

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