米モルガン・スタンレー、3─5月期は50%超減益

2008年 06月 19日 07:06 JST
 

 [ニューヨーク 18日 ロイター] 米証券大手モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)が18日発表した第2・四半期(5月31日まで)の決算は50%超の減益となった。資産売却により14億3000万ドルの税引き前利益を計上したものの、信用収縮の影響による投資銀行部門の低迷やトレーディング損失が響いた。

 継続事業ベースの利益は10億3000万ドル(1株当り0.95ドル)。前年同期は23億6000万ドル(同2.45ドル)だった。

 純収入は65億ドルと前年同期から38%減少した。

 ロイター・エスティメーツが集計したアナリストの1株当り利益予想は0.92ドルだった。

 今回の決算では、スペインのウェルスマネジメント部門売却で6億9800万ドル、傘下のMSCI(MXB.N: 株価, 企業情報, レポート)の株式売却により7億3200万ドルの税引き前利益を計上した。

 一方、人員削減関連コスト2億4500万ドル、モーゲージ取引に絡む4億3600万ドルの損失、レバレッジドローン関連の5億1900万ドルの純損失も計上した。

 収入はほとんど全ての部門で減少した。投資銀行手数料はほぼ半減、債券トレーディングの純収入はモーゲージ関連の損失などが響き85%減少した。

 資産管理部門は、不動産投資に絡んだ損失で税引き前損失が2億7700万ドルとなった。ウェルスマネジメントの収入は、スペイン部門の売却益を除いたベースで前年比4%増となった。

 ケレハー最高財務責任者(CFO)は、時価評価の困難なレベル3資産の全資産に占める割合は7%となり、第1・四半期から横ばいとなったことを明らかにした。

 
 
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