米GMの手元現金、2010年末には1兆800億円に急減=バンカメ

2008年 06月 25日 09:54 JST
 

 [デトロイト 24日 ロイター] バンク・オブ・アメリカは、23日遅くに公表されたリポートの中で、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは、ピックアップトラック販売の大幅減少の影響で、今後2年半の間に139億ドルのキャッシュバーン(持ち出し)が見込まれ、増資を余儀なくされる可能性があるとの見通しを示した。

 バンカメによると、GMは、大型車の需要低下とリストラ費用の計上などにより、資金繰りが悪化する見通しであることから、担保付ローンや転換証券の発行を通じて60億―80億ドルを調達する可能性がある。

 GMは2008年第1・四半期末には239億ドルのキャッシュを保有していたが、バンカメによれば、今年末には174億ドル、2010年末には100億ドル(約1兆800億円)にまで減少する見込み。

 バンカメは「資金繰りの状況を踏まえると、GMが増資を余儀なくされる可能性は高まっている。銀行ローン市場は依然、タイトであるものの、GMは、問題なく担保付債務を発行できるだけの十分な担保を有しているとわれわれはみている」としている。

 GMの広報担当者からのコメントは今のところ得られていない。

 
 
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