英サービス部門の景気指数が軒並み悪化、リセッション懸念高まる
[ロンドン 3日 ロイター] 前日までに発表された英製造業および建設業の購買担当者景気指数(PMI)がリセッション(景気後退)を示す領域に近づいたほか、この日発表されたCIPS/Markitの6月英サービス部門PMIも2001年10月以来の低水準に落ち込んだことで、景気の減速ペースが加速していることが示され、リセッション懸念が一段と高まった。
イングランド銀行(英中央銀行)がこの日発表した四半期調査でも、金融機関が家計向けモーゲージ融資を一段と削減し、融資基準を厳格化する見通しであることが明らかになった。
キャピタル・エコノミクスの英国担当エコノミスト、ビッキー・レッドウッド氏は「建設業や製造業の調査も著しく悪化した。これら3つの調査を総合的に見ると、第2・四半期末までに国内総生産(GDP)伸び率が多かれ少なかれ低迷することが予想される。われわれが予想している以上に、テクニカルなリセッション入りが迫っている可能性がある」と述べた。
英公認購買部協会(CIPS)が2日発表した6月の建設業購買担当者景況感指数(PMI)は38.8となり、前月の43.9から低下、97年の統計開始以来最低となった。これは4カ月連続の低下。構成指数である住宅指数も25.6で、前月の32.7から低下した。
一方、CIPSとマークイットが1日発表した6月の英製造業の購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み改定値)は45.8と、前月の49.5から低下し、2001年12月以来の低水準となった。アナリストのコンセンサス予想は49.8だった。
さらに、CIPS/Markitがまとめた6月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は47.1となり、前月の49.8から低下した。2001年10月以来の低水準となった。
ロイターがまとめたエコノミストの予想は49.5だった。
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