米国株式は反発、原油下落や金融株の上昇が支援

2008年 07月 9日 07:10 JST
 

 [ニューヨーク 8日 ロイター] 米国株式市場は反発。原油下落で消費支出や設備投資をめぐる懸念が和らいだ。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長がプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)向け緊急貸出制度を年末を越えて延長する可能性があると述べたことで金融株が上昇した。

 前週大幅に下げていたハイテク株と小売り関連株も買われた。ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)はダウの上げを主導。アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)も11日に携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」最新版の発売を控えて上昇、ナスダックの上げを支援した。

 市場ではこの日、取引終了後に本格的にスタートする第2・四半期決算の発表シーズンを控えた警戒感から値動きの荒い展開が続いた。この日決算を発表するアルミニウム大手アルコア(AA.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%急落。投資家は、投入コストの上昇で同社の利益が圧迫される可能性があると懸念している。

 金融株の上昇につながったバーナンキFRB議長の発言に加え、ポールソン米財務長官が、ここ数カ月の米中古住宅販売が横ばいとなっていることは、住宅需要の一部安定化を示していると述べたことで、市場の楽観的な見方が高まった。

 アレジアント・アセット・マネジメントの債券担当最高投資責任者(CIO)、アンドリュー・ハーディング氏は「きょうは2人の要人が、米住宅市場の支援に向け、できる限りのことを行う方針を明らかにした」と指摘した。

 ダウ工業株30種は152.25ドル(1.36%)高の1万1384.21ドル。

 ナスダック総合指数は51.12ポイント(2.28%)高の2294.44。3営業日続落に終止符を打った。

 S&P総合500種指数は21.39ポイント(1.71%)高の1273.70。  続く...

 
 
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