農産品の通商障壁取り除くため、先進国は一層の努力を=中国国家主席

2008年 07月 9日 12:56 JST
 

 [北海道洞爺湖 9日 ロイター] 中国の胡錦濤・国家主席は9日、世界の先進国に対し、農産品の通商障壁を取り除くための一層の努力を求めた。

 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の拡大会合に出席した胡・国家主席は、為替レートと気候変動問題のいずれについてもコメントしなかった。

 国家主席は食料価格の高騰で、飢餓に直面している貧困層が増加し、世界平和と共栄へのリスク要因になっていると発言した。

 その上で、農産品の通商における公正な環境の創設は、国際社会が食糧安全保障体制を強化する一助となる可能性があると述べた。

 国家主席は「すべての国、とりわけ開発途上国がドーハ・ラウンドの農業交渉において誠意を示し、通商障壁を除去し、農業助成削減などの問題で柔軟性を示し、最貧国に無税・無枠の市場アクセスを提供する必要がある」と述べた。

 世界貿易機関(WTO)多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)において、農業通商問題は異論が最も多い。加盟国の通商担当相は7月21日、ジュネーブで通商について話し合う予定。

 
 
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