午前の日経平均は反発、米GSE支援策受け短期の買い
[東京 14日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は反発。米財務省と連邦準備理事会(FRB)が13日、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の政府系住宅金融機関(GSE)に対し支援策を表明し、国内株式市場はこれを好感した形だ。
「支援策の内容については評価できるかどうかはわからないが、いったんは反発できる材料として短期筋などが買いを入れた」(国内証券)という。
支援策発表後に、米原油先物が電子取引で1バレル142.84ドルと2ドル強下落したことも下支えとなった。
前場の東証1部騰落は、値上がり1252銘柄に対して値下がり360銘柄、変わらずが109銘柄だった。
午前の東証1部の売買代金は9412億円と薄商いで、目立った実需の動きはない。ただ、グローベックス先物がしっかり推移していることもあり「今晩の米国株の反発期待から、短期筋を中心にある程度の買い安心感が出ている」(カブドットコム証券投資情報局マーケットアナリスト 山田勉氏)という。
短期筋が主導の上昇となった半面、海外勢の売り越し基調は小さい規模ながら続いている。「基本的に海外投資家は夏休み。フローは小さくなっている。欧米だけでなく新興国の株式市場もさえないが、休み明けの9月ごろから徐々に回復していくのではないか」(国内大手証券・香港支局の株式担当者)との声が出た。
一方、米国のクレジット問題は依然、抜本的な解決には至っていないとの見方が大勢。大和総研投資戦略部シニアストラテジストの成瀬順也氏は「GSEの株価急落で足もとの資金繰りが危なくなり、市場の催促を受けて、あるいはNYタイムズ紙に米議員が支援する意向をリークしてしまったので、米当局は緊急に支援策だけ打ち出した感じがある」と述べた。
東海東京証券・エクイティ部長の倉持宏朗氏は「米当局の今後の動きを見極めるまで、上値は重い」とみている。 続く...












