米財務省とFRBが思い切ったGSE支援策、株式会社形態は維持へ

2008年 07月 14日 13:08 JST
 

 [ワシントン 13日 ロイター] 米財務省と連邦準備理事会(FRB)は13日、経営不安が指摘されている連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の政府系住宅金融機関(GSE)に対し、必要に応じ融資及び出資を行うなどの大規模な支援策を発表した。

 両GSEの信頼回復と金融市場の混乱回避を目指し、思い切った措置を打ち出した。

 財務省とFRBの発表を受けてドル相場と株価先物は上昇、アジアの主要市場も高く始まっている。

 FRBは両GSEに対し、必要であれば現在2.25%の公定歩合金利での連邦窓口貸出制度の利用を認めると発表した。3月にベアー・スターンズ救済を仲介した後、証券会社に対して実施したのと同様の措置。

 財務省はこれとは別に、両GSEへの信用枠を一時的に拡大すると発表した。さらに、前例のない措置ながら、必要なら両GSEの株式を取得すると表明した。

 株式会社の形態をとっているものの、政府系機関でもある両GSEは、資本水準は適切と強調しつつも、政府の支援策を歓迎し、信頼回復に寄与すると評価した。

 先週末11日に米大手住宅ローン会社インディマック・バンコープIMB.Nが米連邦預金保険公社(FDIC)に接収されたことやフレディマックによる30億ドルの短期債発行を翌14日に控え、政府当局者は事態の沈静化に必死になっている。

 ポールソン財務長官は声明で「金融システムと市場の信頼性と安定の維持には(両GSEの)持続的な力強さが重要だ。従ってわれわれは、規制の構造を強化していく一方で、現在の状況に対する措置をとらなければならない」と述べた。  続く...

 
 
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