2008年7月15日 / 00:28 / 9年前

米GSEの経営危機、今回が最後とはならず=ソロス氏

 7月14日、著名投資家のジョージ・ソロス氏は、GSEの経営危機は今回が最後にはならないと指摘。昨年4月撮影(2008年 ロイター/Jason Reed)

 [ニューヨーク 14日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス氏は14日、ロイターとの電話インタビューに応じ、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)FNM.Nと連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FRE.Nなど政府系住宅金融機関(GSE)の経営危機について、これが最後にはならないと指摘。

 その上で、深刻化する信用危機は、すでに低迷している米経済に影響を与えるとの認識を示した。

 米財務省はGSEの信用枠を現行の25億5000万ドルから引き上げるほか、必要に応じ出資する方針を決めた。連邦準備理事会(FRB)も公定歩合での窓口貸出を認める。

 ソロス氏は「ファニーメイとフレディマックは流動性の危機ではなく、経営破たんの危機に直面している」と指摘。「両社の借り入れは問題ない。事実、問題がある場合FRBが流動性を供給する」と述べた。

 とは言うものの、両社は「極端なレバレッジをきかしている。住宅市場の悪化、住宅差し押さえなどで資本金を上回る損失が出ている」と述べた。

 さらに「これは非常に深刻な金融危機であり、我々が生きている時代では最も深刻な金融危機である」と述べた。

 その上で「これが実体経済に影響を与えることは不可避だ。影響を与えずにこの種の危機をやり過ごせると考えるのは無駄」と述べた。

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