ダウが続落し1万1000ドル割れ、金融懸念根強い
[ニューヨーク 15日 ロイター] 米国株式市場はまちまち。ナスダックが反発する一方、ダウとS&P500が続落し、ダウ終値は2006年7月以来初めて1万1000ドルを割り込んだ。
政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)への政府支援策をめぐり、2社の救済と金融セクター全般の安定化実現に対する効果を疑問視する見方が広がり、金融株を圧迫した。また、原油価格の下落を受けてエネルギー株が売られた。
フレディマックとファニーメイは、政府による支援策が株式希薄化につながるとの懸念からそれぞれ25%超下落。ポールソン財務長官は米上院銀行委員会で、支援策は緊急時への備えだと表明した。
銀行セクターは軒並み下落し、KBWバンク指数は3.08%安。前週のインディマック・バンコープIMB.Nの業務停止を受け、信用危機がさらなる米銀の経営破たんにつながる可能性があるとの懸念から、不安定な展開となった。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は上院銀行委員会での証言で、米銀行システムの資本は十分だとした一方、金融市場は依然「かなりの緊張」の下にあると指摘した。
ナスダックは上昇。今週予定されるマイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)の決算発表で、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」事業の成長鈍化をめぐる懸念が緩和されるとの期待が背景。同社株は4.0%上昇した。
ダウ工業株30種は92.65ドル(0.84%)安の1万0962.54ドル。
ナスダック総合指数は2.84ポイント(0.13%)高の2215.71。
S&P総合500種指数は13.39ポイント(1.09%)安の1214.91。 続く...













