中国GDP伸び率、上期は+10.4%・第2四半期+10.1%
[北京 17日 ロイター] 中国国家統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比10.1%と、第1・四半期の同10.6%を下回り、07年通年の11.9%から減速した。輸出鈍化や中国人民銀行(中央銀行)の信用抑制措置が響いた。
一方、6月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年比7.1%で、5月の同7.7%から鈍化したが、生産者物価指数(PPI)伸び率は前月の8.2%から加速、1990年代半ば以来の高水準となる8.8%だった。インフレ圧力が依然として強いことが示された。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)のエコノミスト、ベン・シンプフェンドーファー氏は「予想通りの内容だった。PPIが依然として深刻な問題であることから、政策対応につながる可能性は低い」との見方を示した。「ただ、下期には成長が鈍化する見込みだ。下期には信用規制が緩和されると予想している」と述べた。
中国建設銀シニアエコノミスト、Zhao Qingming氏は「人民銀行は下期、銀行融資枠を拡大するなど金融政策を微調整する」と述べた。
鈍化したとは言え上期に10.4%成長したということは、08年通年では6年連続で2けた成長になる可能性が大きい、とみられる。
インフレ率は、CPIの3分の1を構成する食品によって押し上げられている。食品価格は上期に、前年同期比で20.4%上昇した。
ただ利益率低下に直面する製造業者が、エネルギーや原材料のコスト上昇を消費者に転嫁、インフレが広範囲に及ぶと懸念されている。
国家統計局の李暁超・報道官は、統計発表後の会見で「インフレは鈍化したが、依然としてかなり高い水準にある」との見方を示した。 続く...












