GSE関連債、リスク低い安全資産と認識=生保協会長

2008年 07月 18日 17:28 JST
 

 [東京 18日 ロイター] 生命保険協会の松尾憲治会長(明治安田生命社長)は18日の定例会見で、生保業界保有の米政府系住宅金融機関(GSE)ファニーメイ、フレディマック2社の関連債券について「リスクの低い安全資産との認識で、現時点で大きなリスクファクターになるとは思っていない」と述べた。

 松尾会長によると、生保各社が保有しているGSE2社の関連債は、住宅ローン担保証券(RMBS)が中心だという。その上で「RMBSはプライム(住宅)ローンを対象にしていて、格付けの高いトリプルAの部分。現時点で、大きな毀(き)損は想定していない」と語った。さらに「RMBSは、仮に原資産に毀損が出た場合でもGSEからの保証がある。そしてGSEの健全性は、政府の支援がしっかりなされる」として米当局の支援策もプラスに働くとの認識を示した。

 明治安田生命としては、2008年3月末現在でGSE2社のRMBSを900億円保有しているが「今後、米国の証券投資のスタンスを変えるつもりはない」という。

 ロイターの調査によると、日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の大手4社の2008年3月末のGSE関連債の保有合計は、機関債とRMBSを合わせて、4兆円を超えていることが分かっている。

  (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)

 
 
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