今日の株式見通し=しっかり、銀行株物色が続くかどうかに注目
[東京 24日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京株式市場では日経平均がしっかりで推移する見通し。23日に米下院が住宅支援法案を可決し米国株への安心感が強まっているためで、米国で金融株が買われた流れを受けて日本でも銀行株物色が続くかどうかが注目されている。
ただ、今週に入って日経平均の上昇ピッチが早いことから、上値では利益確定の売りが出る可能性もあるという。決算発表シーズンに入り、きょうもキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)の決算発表が予定されていることから、様子見ムードも出てきそうだ。
日経平均の予想レンジは、1万3200円─1万3450円。
米下院は23日、本会議で、米政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の支援を含む住宅市場関連法案を可決した。市場には米当局の対応のスピード感も含めて評価する声が多く、米国株にはいったん底入れ感が広がりつつある。
参加者の間では、米国で金融株が買われた流れを受けて東京市場でも銀行株物色が続くかどうかが注目されている。このところの東京市場の上昇の中心は銀行株であるためで「銀行株には海外からの実需買いが少しづつ入り始めているようだ。上値を買い上がる動きになるかどうかに注目している」(かざか証券市場調査部長、田部井美彦氏)という。
原油価格の下落とドル高/円安が同時進行していることも、東京市場の支援材料だ。ただ、為替感応度の高いハイテク株には、今後決算発表が本格化することもあって様子見ムードが強まりそうだという。先行して発表が進んでいる米ハイテク企業の決算も世界景気の低迷からさえないものが目立つ。「日本のハイテク企業も今回は減益決算が多そうだ。きょう引け後に決算発表のキヤノンもハイテク株をけん引するような好決算にはならないだろう」(かざか証券、田部井氏)との声が聞かれる。
ただ、ドル高/円安はセンチメントを改善させるため「先物買いが出る可能性がある」(準大手証券)という。このところの日経平均の上昇は短期筋による先物主導の側面が強かっただけに、先物の動きが注目されている。
一方で、日経平均は23日にいったん25日移動平均線(23日終値ベースで1万3377円21銭)水準まで上昇しており、テクニカルには戻り相場にそろそろ一服感が出る局面。今週に入っての上昇ピッチが早かったこともあり、上値では先物を含めた利益確定売りが出て頭を押さえる可能性もあるという。 続く...












