タカ派増えるFRB、8月FOMCは議長の指導力試す場に

2008年 07月 24日 16:03 JST
 

 [シカゴ 23日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は8月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、3人のタカ派メンバーによる利上げを求める圧力に直面する可能性がある。

 バーナンキ議長自身は金融市場を覆っている不透明感が薄れるまで金利を据え置きたいと考えているが、議長の指導力が問われる場面となりそうだ。

 アナリストは、8月5日に開催される次回のFOMCでは、金利をめぐり激しい議論になると予想している。

 リーマン・ブラザーズのエコノミストは「フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁がタカ派的なコメントを出したことで、8月のFOMCでは3人の反対者が出る可能性が高まった。そうなれば、それは1992年11月以来のことになる」と指摘した。

 プロッサー総裁は今週、「FRBは『早期に』金融政策の転換に着手すべきだ」と述べ、ミネアポリス地区連銀のスターン総裁が18日に述べたのと同じ考えを示した。

 スターン総裁は「われわれは金融市場が正常な状態に戻り、景気が力強く拡大するのを待つことはできない」と語っていた。スターン総裁は地区連銀総裁の中で最も在任期間が長いが、今年は反対票を投じたことはない。

 タカ派の先頭に立っているのはダラス地区連銀のフィッシャー総裁だ。投票権を持つFOMCメンバーのうち、フィッシャー総裁は最も明確にタカ派的なスタンスを示しており、すでに4度に渡って金融引き締めを主張している。

 それでも、金融市場では8月にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が引き上げられる可能性は10%しかないと考えている。ただ、9月までに利上げが行われる確率は68%、10月までなら利上げを完全に織り込んでおり、年末時点のFF金利は2.5%になると見込んでいる。  続く...

 
 
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