政府が概算要求基準47.8兆円を閣議了解、重点化枠は3300億円
[東京 29日 ロイター] 政府は28日午後、臨時閣議を開き、2009年度の概算要求基準(シーリング)について、一般歳出規模を2008年度当初予算に比べて5600億円増の47兆8400億円とすることを閣議了解した。
引き続き財政健全化に取り組むとともに、成長力強化や医師不足などの重要課題にも対応。新たに「重要課題推進枠」を設け、約3300億円を充てる。
具体的には、年金・医療等経費は、自然増8700億円を制度改革等により2200億円圧縮、6500億円増に抑える。
公共事業関係費は前年度予算額に比べ3%減。科学技術振興費は同額としたものの、国立大学法人運営費と私立学校振興費、防衛関係費はいずれも同1%減とした。義務的経費と人件費を除くその他の経費は同3%減。
義務的経費は前年度予算と同額とするが、制度改革等による削減・合理化を図る。
重要課題推進枠の財源は、公共事業関係費などでさらに2%追加削減することで捻出する。
一方、高齢者医療の運営対策や基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げ、少子化対策等、米軍再編経費等については別途検討事項とした。
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