第2四半期の米GDP+1.9%、07年第4四半期はマイナス成長に修正
[ワシントン 31日 ロイター] 米商務省が31日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比プラス1.9%となり、市場予想のプラス2.0%に届かなかった。税払い戻し効果で個人消費の伸びは拡大した。
一方、商務省は過去のデータの修正を行い、2007年第4・四半期はマイナス成長となった。
キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のシニア米国エコノミスト、ポール・アシュワース氏は「税還付効果は足元薄れつつあり、利下げ効果もほとんど表れておらず、外需は弱まる徴候がうかがえる。米経済は年後半にマイナス成長が見込まれる」と述べた。
第1・四半期のGDP成長率はプラス0.9%に小幅修正。一方、2007年第4・四半期はマイナス0.2%に修正された。
内訳では、在庫変動が622億ドル減と2001年第4・四半期以来の大幅な減少となった。企業は引き続き在庫を削減しており、長引く減速に備えているとの見方もある。
個人消費支出(PCE)価格指数は、総合指数がプラス4.2%と第1・四半期の3.6%から伸びが拡大する一方、食品とエネルギーを除いたコアPCE指数はプラス2.1%と、第1・四半期の2.3%から伸びが鈍化した。
個人消費支出は1.5%増で、第1・四半期の0.9%増から拡大。商務省は主に税払い戻しが個人消費の伸びに寄与したと説明した。
住宅セクターの深刻な低迷が続いているものの、民間住宅投資は第1・四半期のマイナス25.1%から減少率が縮小し、マイナス15.6%となった。
商務省は2005―07年の成長率の修正値を発表。07年はプラス2.2%から2%に、06年はプラス2.9%から2.8%に、05年はプラス3.1%から2.9%にそれぞれ下方修正された。
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