ロシア、グルジアからの軍撤退を18日に開始と表明・完了時期は示さず

2008年 08月 18日 09:02 JST
 

 [トビリシ 17日 ロイター] ロシア政府は17日、グルジアからのロシア軍の撤退を18日から開始する、との方針を表明した。一方、グルジアのサーカシビリ大統領は、トビリシでドイツのメルケル首相と共同記者会見し、ロシア軍撤退の国際的な監視を訴えた。

 メルケル首相は、フランスがまとめた和平の「6原則」に基づいてロシア軍が迅速に撤退するかどうか、世界は見守るだろう、と述べた。

 米国もロシアのメドベージェフ大統領に対し迅速な撤退を求めた。ライス米国務長官はNBCに出演し「ロシア大統領の言葉はその軍によって実行に移される必要がある。もしそうでなければ、ロシアが信頼できるのかどうか、懐疑的な見方が広がることになる」と述べた。

 ただロシア政府は、撤退の完了時期は明確には示していない。ロシア大統領府が発表した声明では「グルジアによる南オセチアに対する軍事行動を受け、ロシアの平和維持部隊を補強するために動員していた軍について、あす(18日)から撤退を開始する」とされている。

 フランスのサルコジ大統領は、ロシアは「遅滞なく」撤退しなければならないとしたほか、和平原則が「迅速かつ完全に」順守されなければ、欧州連合(EU)首脳会議を緊急に招集すると述べた。

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ