7月米住宅着工件数は17年ぶり低水準、許可件数も大幅減

2008年 08月 20日 09:42 JST
 

 [ワシントン 19日 ロイター] 米商務省が19日発表した7月の住宅着工・許可統計は、着工件数が11%減少し17年超ぶり低水準となった。許可件数も17.7%減と大きく減少した。

 着工件数は年率96万5000戸で、1991年3月(92万1000戸)以来の低水準となった。ただ、ロイターが調査したエコノミスト予想の96万戸を若干上回った。

 6月分は前回の9.1%増から10.4%に上方修正された。

 7月の許可件数は年率93万7000戸と、エコノミスト予想の97万戸を大きく下回り、今年3月(93万2000戸)以来の低水準となった。減少率は90年2月の24%減以来の大きさ。

 1戸建て住宅が特に低調で、着工件数は年率64万1000戸と91年1月(60万4000戸)以来の水準だった。許可件数も58万4000戸で82年8月(52万3000戸)以来の低水準となった。

 6月の住宅着工・許可統計は、ニューヨーク市建設条例の変更の影響で押し上げられたが、7月の内容は国内住宅市場の低迷が依然として続いていること示している。

 ドレスナー・クラインオート(ニューヨーク)のエコノミスト、ダナ・サポルタ氏は「6月のニューヨーク市建設条例変更による影響の反動が表れた可能性がある。8月も一段と落ち込むおそれがある」と指摘し、住宅市場のファンダメンタルズは依然思わしくないと話した。

 
 
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