キャリアウーマンの敵はキャリアウーマン=調査
[シンガポール 20日 ロイター] キャリアウーマンが職場で「ガラスの天井」を突き破ろうとするとき、敵となるのは別のキャリアウーマンであることが国際的な調査で明らかになった。女性は同性の昇進や同性とのネットワーク作りを好まない傾向が強いという。
この調査は、米国の行動科学者シャノン・L・グッドソン氏が新著「The Psychology of Sales Call Reluctance(原題)」の一部として実施。34カ国の働く女性約1万1500人と男性1万6700人を対象に行った。
グッドソン氏は、国によってばらつきはあるものの、全体として女性は同性の出世に十分な力を尽くしていないとして、「女性がガラスの天井を作っているわけではないが、維持する手助けをしてしまっている」と指摘。また「現代のキャリア形成では、自分の功績や競争力をアピールすることが求められる。しかし、女性の多くは男性に比べると依然としてアピールが苦手だ」としている。
調査では、女性が昇進すると、自分が昇ってきた昇進への階段を取り去ってしまいがちなことも明らかになった。ほかの女性の昇進を妨害する場合すらあるという。同氏は、実際に多くの女性が、より一貫性があって公平だという理由から、女性の上司よりも男性の上司を好むと付け加えた。
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