シンガポールのテマセク、3月末の資産は前年比13%増の1310億ドル

2008年 08月 21日 16:36 JST
 

 [シンガポール 21日 ロイター] シンガポールの政府系投資機関テマセク・ホールディングズのダナバラン会長は21日講演し、同社の資産が3月末時点で、前年同期比13%増の1850億シンガポールドル(1310億米ドル)だったことを明らかにした。

 会長は「当社の純ポートフォリオ資産は、投資先の優良企業の成長と当社の直接的な投資活動の拡大により、3月31日時点の市場価格で1850億シンガポールドルとなった」と述べた。

 投資先の約75%はシンガポールを含むアジア諸国。この比率は、前年同期の78%から低下した。

 テマセクは、シンガポールに2つある政府系ファンドの1つ。運用利回り向上のため、投資先を多様化しており、米メリルリンチや英バークレイズなど、欧米金融機関にも出資している。

 年内にはメキシコとブラジルに事務所を開設する予定。

 関係筋によると、同社はアフリカや中東への投資も検討しており、一部のスタッフに対し投資の可能性を調査するよう指示している。

 昨年3月時点では運用資産1640億シンガポールドルの78%をアジアに投資していたが、将来的には、シンガポール、アジア、先進国に均等に投資したいとの意向を示している。

 ダナバラン会長は元閣僚で、96年9月にテマセクの会長に就任した。

 
 
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