ニューヨーク連銀、ターム証券貸出オプション入札の詳細を決定

2008年 08月 27日 10:04 JST
 

 [ニューヨーク 26日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀は26日、プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)向けに導入を発表していたターム証券貸出制度(TSLF)に基づくオプション入札の詳細を発表した。

 期末や年末など資金需要の高まる時期にかけ、リスクの高い資産と引き換えにプライマリーディーラーに財務省証券を最長2週間まで貸し出すオプションで、総額は最大500億ドル。第1弾は8月27日と9月10日に250億ドルずつ実施され、オプションの対象となるTSLFローンの期間は7日間。

 TSLFオプションプログラム(TOP)については、FRBが7月30日に発表した市場への流動性供給策に含まれていた。

 入札に成功したディーラーは、TSLFで設定される担保(スケジュール2)を25ベーシスポイント(bp)の固定フィーで差し入れ、財務省証券を借りる権利が得られる。

 モルガン・スタンレーの財務省証券・インフレ指数連動債(TIPS)・エージェンシー債担当首席ストラテジスト、ジョージ・ゴンカルベス氏によると、TOPプログラムがうまく行けば、FRBは他の貸し出し方式についてもオプション入札を拡大する可能性がある。同氏は「今回のTOP入札で目的に対する効果が証明されれば、FRBがオプション入札方式を(ターム資金入札=TAF)プログラムで借り入れを行っている金融機関に拡大することもあり得る」と指摘した。

 
 

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