インタビュー:ロシアへの過剰投資は望まない=日産・副社長

2008年 08月 27日 13:16 JST
 

 [モスクワ 26日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)のカルロス・タバレス副社長は26日、モスクワ国際自動車展示会(モスクワ・モーターショー)でロイターとのインタビューに応じた。

 同副社長は、ロシアの自動車市場は、今後5年程度力強い伸びが期待できるが、いずれは伸び悩みが予想されるため、設備投資は慎重に進めていくとの認識を示した。

 同社は、2億ドルを投じてロシアのサンクトペテルブルクに工場を建設。年産能力は5万台で、来年の早い時期にセダン「ティアナ」を、来年半ばにスポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」の組み立てを開始する予定。

 副社長は「当然、いずれは成長が鈍化する時がくる。40─50%という市場の拡大ペースを維持することはできない」と指摘。

 今後5年程度、中・長期的には力強い成長が期待できるとしたうえで「過剰な生産能力は持ちたくない。(投資は)段階的に進めていく」と述べた。

 副社長は、ロシアでの販売はいずれ伸び悩むが、急激な販売の落ち込みは予想していないとも述べた。

 ロシア市場については、日産より強気の姿勢を示すメーカーもある。独フォルクスワーゲン(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は、2年以内に年産能力を15万台増やす計画だ。

 日産は、今年のロシアでの販売目標を前年比46%増の17万台に設定している。

 
 
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