中小企業の資金繰り対策、補正予算で4000億円=財務相と経産相が合意

2008年 08月 28日 06:58 JST
 

 [東京 27日 ロイター] 伊吹文明財務相と二階俊博経済産業相は27日午後、財務省内で政府・与党が8月末にも決定する予定の総合経済対策について協議し、2008年度補正予算において中小企業の資金繰り対策として信用保証を含めて4000億円を新たに措置することで合意した。 

 二階経産相は会談後、記者団に対して「現下の経済情勢の中で、しわ寄せは中小企業に押し寄せている。中小企業対策は、最も重要な政策要求であり、財務相と折衝した」と述べ、新たに4000億円を予算措置することで合意したこと明らかにした。政府筋によると、4000億円は08年度の補正予算で対応することになるという。

 具体的なメニューや事業規模などは今後、詰めていくことになるが、伊吹財務相は記者団に対し、中小企業が金融機関から融資を受ける際に信用保証協会が保証を行う信用保証制度に言及し、「(4000億円を措置すれば)仮に貸し倒れ率が10%とすると、4兆円のお金が貸せる。5%なら8兆円だ」と効果を強調。

 二階経産相は「われわれは国の税金を活用して中小企業対策を打っていく。民間金融機関も中小企業金融に対し、特段の配慮をお願いしたい」と民間金融機関に対して中小企業金融の円滑化を要請した。

 
 

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