MSAMの「世界高金利通貨投信」、当初設定額は今年2番目の規模
[東京 28日 ロイター] モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信がきょう設定した「モルガン・スタンレー世界高金利通貨投信(毎月分配型)/同(年2回決算型)」2本の当初設定額が合計で956億0882万円となり、今年2番目の設定額を記録した。
販売は野村証券。今年トップの設定額は、7月17日にユービーエス・グローバル・アセット・マネジメントが設定し、同じく野村証券が販売会社の「UBSブラジル・レアル債券投信(毎月分配型)62006680JP/同(年2回決算型)62006681JP」の2本。同ファンドの当初設定額は合計で978億0043億円(毎月分配が約768億円、年2回決算が約242億円)だった。
販売会社の野村証券によると、足元の株式市場の低迷を受け、投資家は株よりは債券を選好する傾向が強くなっているほか、株価下落で資産が減価していることもあり、とりわけ高齢層においては収益分を手にすることができる分配型の人気が高まっている。今回、野村証券が販売した世界高金利通貨ファンドなどは、金利も取りながら(円が将来的に現時点より弱くなるなら)為替でも益をとっていける商品。既存の投信への資金流入が細り、夏休み真っ只中の8月設定ファンドでありながら、特別なキャンペーンもせずに1000億円近い資金が流入したあたりに、現在の投資家のニーズが集約しているといえる。
大手証券の支店などでは、件数は少ないとしながらも、投資家が分配金の受け取りに関し、従来選択していた再投資コースを分配金受取りコースに変更するケースもあるという。
同じ野村証券が販売し、同日設定だったJPモルガン・アセット・マネジメントの「JPM新興資源大国株投信」の設定額は97億7020万円だった。
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