大幅な利下げが必要=ブランチフラワー英中銀金融政策委員

2008年 08月 29日 08:34 JST
 

 [ロンドン 28日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のブランチフラワー委員は28日、200万人の英国人がクリスマスまでに失業する可能性があるとし、深く長い景気低迷を阻止するため、今すぐ大幅な利下げが必要との考えを示した。ロイターとのインタビューで述べた。

 ブランチフラワー委員は、英経済はすでに景気後退入りしており、政策担当者はもはや安心していられないと指摘。来週の政策委員会では25べーシスポイント以上の利下げを主張する意向を示した。

 同委員は、住宅価格が30%下落する可能性があるとの自身の従来予想は楽観的との見方を示し、失業率についても、建設・銀行セクターで一時解雇がみられるなか、近いうちに200万人に達する可能性があると述べた。

 英中銀は、米連邦準備理事会(FRB)の迅速な行動から教訓を得ることができるとし、政策金利を現在の5%から大幅に引き下げるべきだと話した。

 原油価格上昇の影響が弱まるなか、インフレ率は急低下し、英中銀の目標である2%をかなり下回る水準になる可能性があると指摘した。

 英中銀が今月示した、景気は来年にかけて持ちこたえるとの予想は「希望的観測だ」と指摘。国内総生産(GDP)は予想以上に落ち込むとの見方を示した。

 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ