米雇用指標が悪化、5日の雇用統計に注目
[ニューヨーク 4日 ロイター] 米雇用指標が悪化している。労働省が4日発表した週間新規失業保険週間申請件数は、前週比で1万5000件急増し、44万4000件となった。
ロイターがまとめた市場予想の42万5000件を大幅に上回り、この日の米国株急落の一因となった。
同日発表の8月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告も、民間部門雇用者数が3万3000人減少しており、一部のアナリストは、5日発表の8月米雇用統計が弱い内容になる可能性が強まったと指摘している。
ADPでは製造業の雇用低迷が鮮明になった。
製造・建設・鉱業部門の雇用は21カ月連続の減少。住宅建設や関連業種の大幅な低迷を反映している可能性がある。
市場では、景気低迷により人員削減が新規採用を上回り、失業率の上昇が続くとの見方が出ている。
マーク・インベストメンツのチーフエコノミスト、ジョセフ・・ブラシュラス氏は「失業保険申請件数は増加傾向が続いており、幅広い業種で人員削減が進んでいる。8月の失業率は5.8%、来年初めには6.2%に向けて悪化するだろう」と述べた。
米雇用統計では、非農業部門雇用者数が7月まで7カ月連続の減少となっており、8月も減少が予想されている。
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