米スティール、松風に恒常的な配当性向引き上げなど企業価値向上策を提言
[東京 8日 ロイター] 米系投資ファンドのスティールパートナーズは8日、歯科用材料・器具大手の松風(7979.OS: 株価, ニュース, レポート)に対し、恒常的な配当性向引き上げやROE(株主資本利益率)8%以上の達成を目標に含んだ新中期経営計画の策定など企業価値向上に向けた提言を行ったと発表した。
スティールは、松風が今年3月に行った自社株買いを評価しつつも、余剰資産を活用したさらなる企業価値向上策を実施するべきとしている。
ROEについては、09年3月期の会社予想4.8%に対し「資本効率をも重視した経営を行うため、ROEを経営指標のひとつとして導入し、8%以上のROE目標を新中期計画に含める」ことを求めた。また、経営計画には、設備投資や減価償却費、研究開発費などを計画を盛り込むべきと指摘した。
株主還元策では、自社株買いや特別配当通じたROEや一株利益の改善、配当性向の恒常的な引き上げなどを求めた。
資本効率の改善などを進めるため、社外取締役候補者3人の選定も要望している。
スティールは、2002年4月以来松風の株式を保有しており、現在の保有比率は10.3%となっている。
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