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自民党総裁選:石破茂氏の公約
2008年9月10日 / 22:51 / 9年前

自民党総裁選:石破茂氏の公約

 [東京 10日 ロイター] 石破茂前防衛相は「私は立て直す」と題した自民党総裁選公約で、改革の必要性は主張しながらも、これまでの「改革の痛み」を総点検することから始め、改革の痛みが強い地域や人々に対し直接届く、緊急の景気対策を実行する考えを示した。

 9月10日、石破茂前防衛相は自民党総裁選公約で、改革の痛みが強い地域や人々に対し直接届く緊急の景気対策を実行する考えを示した(2008年 ロイター/Yuriko Nakao)

 経済の立て直しでは「10年で1人あたりGDPを1.5倍にすることを目指し経済成長力を強化」するとの目標を掲げ、重点的戦略分野として農業、環境、医療、金融、観光の5分野を上げている。

 官僚主導の政治からの脱却

 「私は立て直す」(骨子)は以下の通り。

自民党改革:政治を官僚から取り戻し、骨太の国家方針を示せる自民党に変革

 ・経済、市場、エネルギー関連の特別調査室の設置(経済版内閣調査室)、国家安全保障会議(日本版NSC)の創設。

 ・国会議員の歳費を20%削減し、公費での政策スタッフを充実。

5つの政策

 1.政策を現場や地方の痛みに直接届くよう立て直す

  ・改革の痛みを総点検し、改革の痛みが強い地域や人々に対し直接届く緊急景気対策を実行。

  ・給付付き税額控除の導入の検討など、格差を再生産しないための総合対策を策定。

  ・非正規労働者支援緊急パッケージ

 2.安心して暮らせる、社会保障制度に立て直す

  ・年金記録問題に早急に終止符を打つ。

  ・安心できる医療・介護の確立

  ・社会保障機能を強化するため、5年を目途に社会保障改革大綱を策定。 

 3.豊かな未来に向け、日本経済を立て直す

  ・10年で1人あたりGDPを1.5倍にすることを目指し経済成長力を強化。

  ・農業、環境、医療、金融、観光の5分野を重点的戦略分野とし、国際競争力を強化し成長を促進する。

  ・今後5年間で集中的に開国政策を進め、モノ・カネ・人について広くアジアに開かれた国づくりを進める。

  ・地域産業活性化と農業政策の抜本的見直し

  ・経済成長と財政の健全化を約束した骨太2006を堅持。  

 4.行政を、活力を生む地方分権に立て直す

  ・国家公務員の地方自治体への再配置、安定的な地方財源の確保、地方交付税改革を行う。

  ・地方分権を推進するため、総務省、経済産業省、厚生労働省、農林水産省、環境省国土交通省など業務を見直し、中央政府を再々編する。

 5.外交・安全保障を、国民の幸せを守るものに立て直す

  ・インド洋派遣を継続し、現行PKO法・特措法に代わる自衛隊派遣のための「一般法」を制定。

  ・東アジア安定に向けリーダーシップの発揮

  ・エネルギー・食糧、地球環境などで戦略的外交の展開

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