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リーマンへの邦銀エクスポージャー、経営に重大な影響与えず=金融担当相
2008年9月16日 / 05:31 / 9年後

リーマンへの邦銀エクスポージャー、経営に重大な影響与えず=金融担当相

 [東京 16日 ロイター] 茂木敏充金融担当相は16日の閣議後会見で、破たんした米リーマン・ブラザーズへの日本の金融機関のエクスポージャーについて「自己資本の厚みに照らして、各金融機関の経営に重大な影響を与える事項は確認されていない」との認識を示した。

 9月16日、茂木金融担当相はリーマンへの邦銀エクスポージャーについて、経営に重大な影響を与えないとの認識を示した。写真は15日、ニューヨークのタイムズスクエアでリーマンに関するニュースを伝える電光掲示板(2008年 ロイター/Joshua Lott)

 リーマンへの日本の金融機関のエクスポージャーの金額については「大方の状況はしっかりつかんでいる。今後も情報収集に努めて、状況の把握はしっかりしていく」と述べた。ただ、「リーマンにどれだけ与信を与えているかも重要だが、与信額だけではなく、担保や引当金の状況がどうなっているかは相当異なってくる」とした上で、エクスポージャーの数字だけに注目するのではなく「融資に対する保全の状況などを含めてしっかり把握していく」との姿勢を示した。

 今後の金融市場の動向について「米国当局が市場の安定化に向けて、最大限の措置を取ってもらうことが重要だ」とした。続けて「金融市場はグローバルにつながっているので、各国の当局がさらに緊密な連携をとることが重要だ」とも語った。日本の金融庁としては「警戒水準を高めて、今後の状況を注視していく」とした。

 <金融関係閣僚、いかなる事態になっても迅速対応で一致>

 政府は同日の閣議後、福田康夫首相のほか、茂木金融担当相、伊吹文明財務相、与謝野馨経済財政担当相、白川方明日銀総裁などが出席し、金融関係閣僚懇談会を開いた。茂木担当相によると、この懇談会で福田康夫首相から「関係閣僚がきちんと連絡をとって、いかなる事態になっても対応できるように万全の措置をとってほしい」との指示があったという。

 これを受けて、関係閣僚の間では「今後、いかなる事態になっても迅速に対応することで意見が一致した」という。また、株価、為替、原油価格の動向を十分に注視していく必要があるとの認識で一致したという。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者) 

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