米国株式市場は反発、AIGへの金融支援に期待

2008年 09月 17日 07:32 JST
 

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 米国株式市場は反発。米当局が保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)に対し、金融支援を行うとの見方が強まったことが背景。連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利据え置き決定で失望感が広がり、株価はマイナス圏で推移していたが、連邦準備理事会(FRB)がAIG向けの融資を検討しているとの報道を受けて終盤に切り返した。

 ダウ工業株30種は141.51ドル(1.30%)高の1万1059.02ドル。

 ナスダック総合指数は27.99ポイント(1.28%)高の2207.90。

 S&P総合500種指数は20.90ポイント(1.75%)高の1213.60。

 FRBがAIGへの金融支援を検討しているとするブルームバーグの報道を好感し、金融株が前日の下げから反発して相場をけん引した。前日にはAIGの債務格付けが引き下げられ、同社の資本調達能力に対する懸念が高まっていた。

 また、関係筋がロイターに語ったところによると、英バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は米リーマン・ブラザーズLEH.Nの米国のブローカー・ディーラー部門の取得に向けて交渉を行っている。

 FRBは16日、FOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00%に据え置いた。当面は利下げよりも流動性供給によって金融市場の沈静化を図る方針とみられている。

 オークブルック・インベストメンツのヘッド・トレーダーは「AIGに関してある程度の信頼感が市場に戻ってきており、最悪期は過ぎたと考えたい」とし、「AIGへの支援やリーマンによる一部事業売却のニュースがあり、金融株はこれらに対して極めてポジティブに反応している」と述べた。  続く...

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

ドルが14年ぶりに86円台へと下落したが、これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。  ブログ