オーストラリアのエイズ拡大、資源ブームも一因=研究者
[シドニー 17日 ロイター] 資源ブームの恩恵を受けるオーストラリアだが、同国のHIV感染者数の増加は、鉱山関係者がアジアで休暇を過ごすことも一因になっている可能性がある。研究者らが17日、HIVやエイズに関する報告書で明らかにした。
HIV専門機関がまとめた同報告書によると、2007年12月時点での同国のHIV感染者は2万7331人で、エイズの発症者数は1万0230人。1999年には718人だった新規感染者数は2007年には1051人になっており、過去8年で約50%増加したとしている。
新規感染者の多くは依然として男性同性愛者が占めているが、鉱物資源が豊富な西オーストラリア州やクイーンズランド州の異性愛者の男性の間でも感染が増加しているという。
鉱山労働者の多くは数週間働いた後にまとめて数週間の休みを取るシフトで働いており、研究者らによると、休暇をアジアで過ごすケースも少なくない。
オーストラリア・エイズ連盟のドン・バクスター氏は「(新規感染者の)少数ながら無視できない数が、資源が最も豊富な州の男性異性愛者であり、明らかにアジアで休暇を過ごし、無防備な性交渉を行っている」と述べた。
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