小沢民主党代表3選、政権交代に強い決意

2008年 09月 22日 06:28 JST
 

 [東京 21日 ロイター] 民主党は21日午後に臨時党大会を開き、小沢一郎代表の3選を承認した。代表選に小沢氏以外の立候補者はなく、無投票での選出となった。任期は2010年9月末まで。小沢代表は所信表明演説で次期衆院選を自らの政治生命を賭けた最後の戦いと位置づけ、政権交代を目指す強い決意を表明した。

 選挙に向け、9月中にとりまとめるマニフェスト(選挙公約)に政策実現のタイムスケジュールを明記する考えを明らかにするとともに、社会のセーフティーネット構築のために財政構造を大転換して「予算の総組み替え」で財源を捻出していく方針を示した。

 <次期衆院選は10月26日の見通し、政治生命賭ける>

 小沢代表は、次期衆院選のタイミングについて10月26日との見通しを示し、「日本を変えるラストチャンス」と訴えた。5氏が立候補し22日に投開票が行われる自民党総裁選を「『選挙ごっこ』という内輪のお祭り騒ぎ」と切り捨て、1年足らずで安倍晋三前首相に続き、福田康夫首相が辞任する事態になったことを「自民党総裁は投げ出すことができても、国民は生活を投げ出すことはできない」と痛烈に批判した。

 自身にとって次期衆院選は「政治家として精神的にも肉体的にも最後の戦い」とし、「この一戦に政治生命を賭け、新しい国民生活を作ることに政治生活の全てをつぎ込む」と力説。選挙で現在の野党が勝利した場合、「第1党のリーダーが総理になるのは当然」と首相就任への意欲を語った。

 <9月中にマニフェスト、政策実現のスケジュール示す>

 小沢代表は選挙に向け、9月中にマニフェストをとりまとめると明言。先に年金の基礎(最低保障)部分を全額税方式とすることや、後期高齢者医療制度の廃止、子供手当ての支給、農業者への「個別所得補償制度」の創設など9本柱で構成する「新しい政権の基本政策案」を発表しているが、マニフェストには政策実現のタイムスケジュールを示す。

 具体的には、9本柱の重点施策について、1)新しい政権の初の予算編成となる2009年度予算に盛り込んで、直ちに実施するもの、2)次期通常国会で関連法案を成立させて2年以内に実施するもの、3)政権が次に国民の審判を仰ぐ期限である4年後までに段階的に実施するもの──の3段階で示す予定。  続く...

 
 
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