麻生自民党新総裁が景気優先をあらためて強調

2008年 09月 23日 09:29 JST
 

 [東京 22日 ロイター] 自民党は22日午後に党本部で党大会に代わる両院議員総会を開いて総裁選の投開票を行い、麻生太郎氏(68)を福田康夫首相の後継総裁に選出した。麻生新総裁は同日夕、記者会見に臨み、景気は後退していると明言した。

 景気対策に最優先で取り組む方針をあらためて強調し、来るべき次期衆院選での勝利を「天命」と位置づけ、21日に正式に3選を果たした小沢一郎代表率いる民主党との戦いに全力をあげる決意を表明した。24日召集の臨時国会で第92代首相に指名され、麻生内閣が発足する。

 市場では、景気対策優先を掲げる麻生氏が新総裁に就任したことで、その中身や財政健全化路線の行方などに関心が集まっている。 

 <総裁選は麻生氏が圧勝、総選挙にらみ挙党態勢> 

 5人の候補者が乱立し、各地で論戦を繰り広げた自民党総裁選は麻生氏の圧勝で幕を閉じた。地方、国会議員を合わせた有効投票数525票のうち、第1回目の投票で麻生氏が過半数を大きく上回る351票を獲得。その他の候補者は、与謝野馨経済財政担当相(70)が66票、小池百合子元防衛相(56)が46票、石原伸晃元政調会長(51)が37票、石破茂前防衛相(51)が25票だった。

 新総裁に選ばれた麻生氏は両院議員総会であいさつし、「政権政党として、次の総選挙において断固民主党と戦っていかなければならない。その選挙に勝って初めて、天命を果たしたことになる」と総選挙勝利に向けた決意を語った。

 総裁選を戦った他の4人の候補者との対立は「この瞬間をもって終わった」と述べ、総選挙に挙党態勢で臨む考えを強調した。

 麻生新総裁は党役員人事を22日中に実施する。   続く...

 
 
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