カナダ中銀の10月金利決定会合、市場は利下げの確率96%織り込む

2008年 10月 3日 14:42 JST
 

 [オタワ 1日 ロイター] カナダ経済についてエコノミストの間では、米議会が金融安定化法案を否決し、信用収縮がさらに悪化したとしてもリセッション(景気後退)入りすることはないとみられている。ただ、カナダ中央銀行が利下げを余儀なくされるほどの打撃を受ける可能性があるという。

 中銀は次回、10月21日に政策金利を発表する。2日の市場ではは利下げの確率を96%織り込んでおり、9月23日の51%から上昇した。

 カナダ中銀は前月、政策金利である翌日物金利を3.00%に据え置いた。その際、金利についての見方を変える可能性のある主なリスクとして、米経済の見通し悪化を挙げた。カーニー総裁は9月25日の講演で、このリスクは「より現実味を増した」との認識を示した。

 カナダ企業にとって融資の取得はますます困難になっており、その結果、企業は投資を抑制している。加えて対米輸出が低迷し、史上最高値をつけていた商品価格が下落に転じるなど、カナダにとって悪材料が増えている。

 アクション・エコノミクスのエコノミスト、ライアン・ブレヒト氏は「米政府が何らかの措置をとらなければ、年末から来年にかけてカナダ経済へのリスクが増大することははっきりしている」と述べた。

 
 

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