今日の株式見通し=大幅反発、金融支援策の実施を好感
[東京 14日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京株式市場では日経平均が大幅反発となる見通し。週末の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を経て、各国が金融支援策の具体的な実施を表明したことを受けて、週明け13日の株式市場は世界的に反発し、なかでも米ダウは900ドルを超す上昇となった。
きょうの国内株式もグローバルな株価反発の流れの影響を受けるとみられている。市場では「シカゴ日経平均先物の終値が9000円にまで回復した。きょうの日経平均は9000円を目指した戻りを期待している」(明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義氏)との声が出ている。
日経平均の予想レンジは、8800円─9200円。
週末のG7後、各国は相次いで金融支援策を表明した。ヨーロッパ各中銀の更に踏み込んだ支援策に加え、米国が公的資金注入について実際に動き出したことから、市場では安心感が広がっている。米当局は日本時間の14日午後9時30分に、新たなクレジット救済策を発表する予定。13日付のウォールストリート・ジャーナル紙は複数の関係筋の話として、米財務省が国内銀行に約2500億ドルの資本を注入する対策を14日にも発表すると報じている。
スペインの銀行大手サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)は米大手貯蓄金融機関ソブリン・バンコープSOV.Nを買収する。ソブリン・バンコープが明らかにしており「金融問題の解決に向けて、さまざまなことが動き出した」(国内証券)と市場は好感している。
きょうの国内株式は個別銘柄の物色というよりは、指数全体が上昇するとみられている。ドル/円為替が1ドル102円台まで円安に振れていることも、輸出株を中心に下支え要因となりそうだ。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子)
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