日経平均が大幅反落:識者はこうみる

2008年 10月 16日 12:08 JST
 

 [東京 16日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅反落。米株続落と円高を受けて売りが加速し、一時は前営業日比で900円を超す下落した。日経平均先物では、寄り付き直後にサーキットブレーカーが発動されて取引が一時停止となった。 

 株式市場に関する識者のコメントは以下の通り。

●金融対策の次は景気対策催促相場に

<明和証券・シニアマーケットアナリスト 矢野正義氏> 

 ここまでの下落相場は、金融不安と景気後退のいわば両輪で下げてきたため、金融対策が施されただけでは、底打ちを確認できないことを示した格好だ。これほど下落幅が大きくなったのは、大統領選挙を控えた米国で景気対策が行われるまで時間がかかると見越したためとも考えられる。そうした点から、相場は金融対策の次に景気対策を催促する動きになったと言えそうだ。

 前週の急落と今回の下げは持っている意味合いが大きく異なる。金融不安による下落は、その影響が底無しであるという恐怖感があったため、株価形成も従来の基準・尺度がまったく通用しないが、景気後退による下落は経済対策によって下値のメドも立ちやすいことを認識すべきだろう。その意味で、補正予算が成立し、先行き追加的な景気対策も期待できる日本株は、米国株の下げに過剰反応したとみることができるのではないか。

●極端な不安感が後退、今後は景気対策が焦点

<新光証券 エクイティ情報部次長 三浦 豊氏>  続く...

 
 
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