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J─REITに03年以来の相場到来、下値リスクは限定的=ゴールドマン
2008年10月16日 / 08:19 / 9年前

J─REITに03年以来の相場到来、下値リスクは限定的=ゴールドマン

 10月16日、ゴールドマン・サックスがJ─REIT市場はボトムに近い水準にあるとの見方を示した。写真は1月に撮影された都内の様子(2008年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 16日 ロイター] ゴールドマン・サックス証券(GS証券)は、16日付のリポートで、デフォルトリスクを過度に織り込んだJ─REITの下値リスクは限定的で、J─REIT市場はボトムに近い水準にあるとの見方を示した。

 J─REIT市場ではニューシティ・レジデンス8965.Tの破たんをきっかけに、パニック的な売りが拡大し、東証REIT指数は10月14日に798.49まで下落。分配金利回りのスプレッドも過去最高の8%に達している。16日の東証REIT指数は749.05で引けた。

 こうした中で、GS証券がJ─REIT市場のボトムは近いと判断した理由は、1)所有不動産の賃料収入は安定しており、下方修正リスクは小さい、2)現在のJ─REIT加重平均スプレッド8%は、同じく調整局面にある諸外国のREITと比較してもかなり割安、3)J─REITのインプライド・キャップレートは不動産市場の直近ボトムだった03年よりも高く、株価は想定される悪材料を織り込み済みで下値リスクは限定されていると判断する──の3点。

 ただGS証券では、今後も国内、外資系金融機関ともに貸し出しの縮小が続き、不動産市場は買い手不在の状況が続くとみている。このJ─REIT市場と不動産市場の見方の違いについては、実物不動産市場の悪化は今後も予想されるが、J─REIT市場は既にデフォルトリスクを過度に織り込んでいるとみられるため、不動産セクターよりも下落幅は小さいと判断しているため。また最近のマンション販売不振やオフィス市場の悪化で、不動産会社の来期ガイダンスは芳しくないと予想している。

 GS証券では、今回、さらなる不動産市場の悪化を前提に、賃料下落とキャップレート上昇を織り込み、J─REIT市場で同社がカバーしている15銘柄の今後12カ月の目標株価とレーティングを変更した。その際、レーティングが「中立」から「買い」に変更されたのはジャパン・リアルエステイト(8952.T)と日本リテールファンド投資法人(8953.T)の2銘柄。

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