ECB、価格安定に向けいつでも行動の用意=トリシェ総裁

2008年 10月 20日 12:00 JST
 

 [パリ 19日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は19日、ECBは物価安定を確実にするため、いかなる時点においても行動する用意がある、と述べた。

 総裁はまた、信頼感を押し上げるための条件は整っている、とした。

 ECBは、主要各国の中銀による協調利下げに参加して50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、政策金利を3.75%とした。

 総裁はラジオでのインタビューで「われわれは利下げを示唆してきた。インフレ期待の掌握を回復したことで、インフレ圧力が後退したとみているためだ」と述べた。

 その上で「いかなるケースにおいても、われわれは常に、またいつでも、必要なことを実行する。人々に対し『自信を持ってもよい。中期的な価格安定は確保されている』と、今後も言えるようにするためだ」と述べた。

 トリシェ総裁は、ECBは米連邦準備理事会(FRB)と緊密に連絡を取っている、と述べた。

 総裁は、欧州経済は「非常に重要な成長減速局面を迎えている」としたが、回復に向けあらゆる準備ができている、との見方を示した。

 リセッションはあるのか、との質問に、総裁は「そのようには言っていない」と答えた。

 
 
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