米株は大幅続落、景気後退懸念の高まりで

2008年 10月 23日 06:57 JST
 

 [ニューヨーク 22日 ロイター] 米国株式相場は大幅続落し、ナスダックとS&Pは5年ぶりの安値で引けた。米主要企業の決算が予想を下回り、業績見通しもさえないなか、世界経済の先行き懸念が高まった。

 商品価格の下落を背景にエネルギー株が大幅に下げた。石油大手エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)は10%近く急落し、ダウの下げを主導した。

 ダウ工業株30種の終値は514.45ドル(5.69%)安の8519.21ドル。

 ナスダック総合指数は80.93ポイント(4.77%)安の1615.75と2003年6月以来の安値で終了。

 S&P総合500種は58.27ポイント(6.10%)安の896.78。2003年4月以来の安値で引けた。

 航空機大手ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)は第3・四半期決算が大幅減益となったことなどが嫌気され、7.5%下落した。第3・四半期利益が市場予想を下回った通信最大手AT&T(T.N: 株価, 企業情報, レポート)も7.6%急落した。

 新興国市場の資産価格の下落や、レバレッジ解消の動きが広がっていることを受け、米欧の信用危機が新興国にも影響を及ぼし始めたとの懸念が浮上、世界の株式市場は過去2日間にわたり大幅下落している。

 ウェドブッシュ・モルガンのシニアトレーダー、マイケル・ジェームズ氏は「市場のテーマは引き続き、世界的なリセッション(景気後退)、デフレ、世界的な需要の大幅低下をめぐる懸念となっている」と指摘した。  続く...

 
 
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