国内債、金利上昇局面で積み増す方針変わらず=第一生命

2008年 10月 23日 15:38 JST
 

 [東京 23日 ロイター] 第一生命保険は、2008年度下期の一般勘定資産運用計画で、円債、外債ともに残高を横ばいで維持する見込み。世界的な金融不安は完全に解消されておらず、米国を始めとして景気の悪化が見込まれるものの投資スタンスに変わりはない。国内金利が上昇すれば、円債を長期・超長期債中心に積み増す方針。国内・外国株式、オルタナティブ投資についても、残高は横ばいとする。

 第一生命の運用企画部・運用企画室、飯田貴史課長がロイターとのインタビューで明らかにした。詳細は以下のとおり。 

 <国内債券>

 国内債は6月の金利上昇局面で、責任準備対応の観点から長期・超長期債を中心に残高を積み増した。円債の一部をヘッジ付き外債にシフトさせたが、確定利付資産としてのウエートは変わらず、全体としての残高も横ばい。下期も横ばいを見込んでおり、金利が上昇すれば残高を増やしていく方針だ。

 10年最長期国債利回り(長期金利)の予想レンジは年度末までで1.2─1.8%、年度末時点では1.7%と見込んでいる。日本景気については停滞感が強い状況が継続すると予想しているが、金融システム不安による世界的な動揺は緩和してきており、金融不安が収れんすれば見直されることになるだろう。

 <外国債券> 

 上期のオープン外債は、社債の中で個別銘柄の入れ替えやセクターの調整は行ったが、残高の大きな増減はなかった。下期も横ばいの見通し。足元は円高が進んでいるが、中長期的に見てある程度はリスク資産を維持する必要があると考えている。同じセクター内での銘柄変更やクレジット・スプレッドが拡大する局面では入れ替え、セクターの調整を行う可能性はある。ヘッジ付き外債は円債の代替投資としてみなしており、上期は円債からシフトした分が増えた。

 ドル建て・ユーロ建ての保有比率は6対4程度で維持する。  続く...

 
 

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